Speed Wi-Fi NEXT W03のスペック・デメリットはある?

WiMAX用モバイルルーターでは最新機種であるSpeed Wi-Fi NEXT W04や、その1つ前に発売したWX03などが主流ですが、2016年7月に発売された「Speed Wi-Fi NEXT W03」も人気です。

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W03はW04やWX03よりも古く機能の豊富さや通信速度などでは劣りますが、それらよりも優れている点もあり、人によってはまだまだおすすめできる端末です。

今回はSpeed Wi-Fi NEXT W03のメリット・デメリットを紹介します。

Speed Wi-Fi NEXT W03のスペック

Speed Wi-Fi NEXT W03のスペックをまとめると以下の通りです。

製品名Speed Wi-Fi NEXT W03
製造元HUAWEI
対応ネットワークWiMAX 2+、au 4G LTE
質量約127g
外形寸法約H62×W120×D11.4mm
W-Fi規格5GHz帯:IEEE802.11ac/n/a 2.4GHz帯:IEEE802.11n/g/b
連続待受時間約1,040時間(クイックアクセスモードOFF時)

Speed Wi-Fi NEXT W03のメリット

  • バッテリーが長持ち
  • バッテリーを賢く節約できる3つの通信モード
  • ハイスピードプラスエリアモードに対応
  • スマホとの相性が良い

バッテリーが長持ち

Speed Wi-Fi NEXT W03の一番のメリットはバッテリーが長持ちすることです。

バッテリー稼働時間はパフォーマンスを重視するモードでも約9時間30分持ちます。

これはW03よりも新しい機種であるW04やWX03よりも長いです。

WiMAXを使う人のほとんどはモバイルルーターを持ち運び、外出先で使うと思います。

そのためバッテリーが長持ちするというのは大きなメリットになります。W03であれば外出先で使う場合でもバッテリーを気にせず使うことができます。

バッテリーを賢く節約できる3つの通信モード

Speed Wi-Fi NEXT W03にはハイパフォーマンス、ノーマル、バッテリーセーブの3つの通信モードがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。

・ハイパフォーマンス:速度を重視したモードです。バッテリーの持ち時間は短くなりますが、快適にインターネットを楽しめます。

・ノーマル:デフォルトのモードです。

バッテリー残量によってキャリアアグリゲーション(複数の回線を同時に使用して速度を速くする機能)のON/OFFを自動的に切り替えてくれるため、詳しくない人でも8時間は利用できます。

・バッテリーセーブ:省電力を重視したモードです。

速度は遅くなりますが、バッテリーが長持ちするようになります。

通信モードによって通信速度やバッテリー稼働時間が変わります。

そのため、動画を視聴するのでハイパフォーマンスで速度を重視する、バッテリーが少なくなってきたのでバッテリーセーブでバッテリーを長持ちさせる、といったように用途に合わせて賢くバッテリーを節約できます。

各モードのバッテリー稼働時間は以下の通りです。

モードバッテリー稼働時間
WiMAX2+WiMAX2+、LTE
ハイパフォーマンス約570分約350分
ノーマル約610分約430分
バッテリーセーブ約730分約680分

ハイスピードプラスエリアモードに対応

Speed Wi-Fi NEXT W03はWiMAX2+回線を利用するハイスピードモードに加えてより広い範囲で使えるハイスピードプラスエリアモードにも対応しています。

ハイスピードプラスエリアモードはauの4G LTE回線を利用して通信を行うモードです。

au 4G LTEはWiMAX2+よりも広い範囲をカバーしているため、WiMAX2+の電波が入らない場所でも利用することができます。

また、最大速度も370Mbpsと非常に高速です。

ただし、ハイスピードプラスエリアモードは月額1,005円のオプション料金がかかりますし、高速通信が使い放題のギガ放題プランでも月7GBの速度制限がかかるといったデメリットもあるため注意が必要です。

スマホとの相性が良い

WiMAXを利用する人の中にはスマホのデータ通信量を節約するために使う人も多いともいますが、Speed Wi-Fi NEXT W03はスマホとの相性が良いです。

W03は短い距離で通信を行う「NFC」に対応しています。

同じNFC対応のスマホであればW03にかざすだけで接続ができてしまいます。わざわざパスワードやIDを入力しなくてすむのでかなり楽です。

また、W03にはスマホ用のアプリが用意されており、アプリを使ってリモート操作することができます。

W03をかばんやポケットに入れたまま、設定を変更したり通信量を確認したりすることができるので便利です。

Speed Wi-Fi NEXT W03のメリット

  • WiMAX2+の最大速度は220Mbps
  • 扱っていないプロバイダが多い

WiMAX2+の最大速度は220Mbps

Speed Wi-Fi NEXT W03最大のデメリットは最大通信速度が最新機種に劣ってしまうことです。

W03の最大通信速度はWiMAX2+回線だと220Mbps、ハイスピードプラスエリアモードだと370Mbpsとなっていますが、W03よりも新しいWX03とW04は最大440Mbpsとなっており、W03よりも速いです。

440Mbpsに対応したエリアはまだ少ないですし、何より440Mbpsというのは最大通信速度であって実際にそこまで出ることはまずありません。

そのため使ってみるとW03でもW04およびWX03でもほとんど変わらない、ということもあるでしょう。

しかし、最大通信速度が速いほうがそれだけ実速度も速くなりやすいです。

W03もモバイルインターネットとしては十分な速度がでますが、速度を重視する場合はW03よりも新しいWX03かW04を購入すると良いでしょう。

扱っていないプロバイダが多い

Speed Wi-Fi NEXT W03は最近では扱っていないプロバイダが多くなっています。

一般的にWiMAXの場合はプロバイダと契約する際に一緒に端末を購入します。

しかしW03はやや古い機種なので、プロバイダによっては大手であってもW03を取り扱っていないことがあります。

WiMAX端末はAmazonなどで別途購入することもできますが、プロバイダのほとんどは契約時に端末を無料で手に入れることができるので、プロバイダ契約時に購入するほうが圧倒的にお得です。

どうしてもSpeed Wi-Fi NEXT W03を使いたい場合は、W03を扱っているプロバイダを契約するようにしましょう。

また、名前がWX03よく似ているので間違えないように気を付けましょう。

Speed Wi-Fi NEXT W03の評価まとめ

今回はSpeed Wi-Fi NEXT W03のメリットとデメリットについて解説しました。WiMAX端末としてはSpeed Wi-Fi NEXT WX03やW04といった新しい機種が発売されており、それらと比べるとW03は古い端末になりますが、ハイパフォーマンス時のバッテリーの稼働時間はW03が最も長く、バッテリーを重視する人におすすめです。

ただし、最大通信速度はWX03やW04よりもやや遅いため、通信速度を重視したい場合は注意しましょう。