WiMAXやauのキャリアアグリゲーションとは?

WiMAXやauなど、どのキャリアでもキャリアアグリゲーションが導入されています。

超高速通信を支えている技術がキャリアアグリゲーションで、具体的な技術や仕組みについて見ていきましょう。

・複数の異なる周波数帯の電波を組み合わせて同時にデータの送受信を行う技術
・帯域を広く使うことによって大容量のデータでも高速でデータ通信ができる

今までの無線通信(ワイヤレス)は有線通信(ワイヤ)と比較してみると通信速度が遅く、あまり快適にインターネットを利用することができませんでした。

しかし、現在では超高速化が実現されていて、それはキャリアアグリゲーションの技術が導入されているのが理由ですね。

docomoを例に挙げてみると、従来は以下の2種類の回線を別々で利用していました。

・112.5Mbps
・150Mbps

現在はキャリアアグリゲーションの技術が取り入れられたため、2種類の回線を束ねてデータの送受信を行うことで262.5Mbpsの高速通信が可能です。

WiMAX2+でもキャリアアグリゲーションを導入したエリアであれば、下り最大13.3Mbpsと快適に利用できますよ。

高速通信に対応できるからこそ、外出先でも無線通信で満足のいく使い心地になったのではないでしょうか。

キャリアアグリゲーションのメリットは?

モバイルルーターだけではなくスマホでも下り最大500Mbpsという機種が登場したのは、周波数帯を束ねられるキャリアアグリゲーションのお陰です。

以下では、キャリアアグリゲーションを導入することによるメリットを幾つか挙げてみました。

・LTEの通信速度にも限界があるが、2つ以上の周波数帯を束ねることでより高速のデータ通信ができる
・地下街や高層ビルの間など、電波状態の悪い場所でもスムーズに通信できるようになった
・どちらかの電波が良くない時は、もう片方の電波を使ってカバーできる

電波を合わせて使う時と比べてみると、単体での利用は通信速度が落ちてしまいますね。

それでも、2つ以上の周波数帯の併用で通信が遥かに安定するのは紛れもない事実で、キャリアアグリゲーションが期待されているわけです。

駅や空港内など通信利用者が多いエリアだと、キャリアアグリゲーションの技術で空いている電波を優先的に使う形となりますので、「繋がりにくい」「使えない」といったトラブルは引き起こされにくくなりました。

・通信速度
・安定性
・利用効率

上記の3点がキャリアアグリゲーションの主なメリットで、場所によっては劇的な効果が期待できますよ。

キャリアアグリゲーションにデメリットはあるの?

キャリアアグリゲーションの対応エリアはどのキャリアでも順次拡大しているため、快適にインターネット通信を行いたい私たちにとってありがたい技術なのは間違いありません。

しかし、そんなキャリアアグリゲーションにも幾つかのデメリットがありますので、一度チェックしておきましょう。

・最大速度440Mbpsでインターネットへと接続すると端末に内蔵されているアンテナがフル稼働するため、電飾消費が多くなってバッテリーの減りが早くなる
・キャリアアグリゲーションの対応モデルでなければ超高速通信のサービスを受けることはできず、どのキャリアでも主要都市に限られている
・キャリアアグリゲーションの技術が活かされるのは下りの受信だけで、SNSへの写真や動画などアップロードの速度には変化がない

キャリアアグリゲーションの最大速度に対応したエリアは、東京や大阪、名古屋を中心に徐々に増えています。

主要都市であれば高速通信の技術を活かしてインターネット通信ができるものの、地方へと住んでいる人にはあまりメリットがありませんね。

それに加えてバッテリーの消費量が増えるのもキャリアアグリゲーションのデメリットで、バッテリーの持ちを良くしてWiMAXを使いたい人にはハイスピードモードやバッテリーセーブモードなど通信速度を抑えたモードの方がおすすめです。

キャリアアグリゲーションのサービスが受けられるエリアは?

キャリアアグリゲーションのサービスが受けられるエリアは、下記のようにキャリアによって違いがあります。

docomo:PREMIUM 4G(LTE-Advanced)エリア
UQ WiMAX:WiMAX2+エリア
Yahoo!Wi-Fi:Hybrid 4G LTE エリア
Y!mobile:Hybrid 4G LTE エリア

上記でも説明したように、どのキャリアでも東京や大阪など主要都市でのみ利用が可能です。

しかし、キャリアアグリゲーションのエリアの拡大は急速に進められていますので、今後更に注目を集めるのではないでしょうか。

時と場所によって通信の高速化は変動するため、「常に高速化や安定化が実現する」と言い切ることはできません。

それでも、全体としては今までとは違って通信速度の高速化が十分に期待できますので、外出先でインターネットを使う機会の多い人はモバイルルーターと契約してみてください。