WiMAXと光回線を徹底比較!どちらが良い?

自宅でインターネットを使う場合は、次の2種類の方法から選択する形となります。
・モバイルルーターのWiMAXを使う
・光回線を自宅へと引く
既に光回線を引いている方であればWiMAXは不要でも、これから引っ越し予定の方はどちらが良いのか迷っているのではないでしょうか。
そこで、以下ではWiMAXと光回線を徹底的に比較していますので、それぞれのメリットとデメリットをチェックしておいてください。
このページの目次
1ヵ月当たりの料金はWiMAXの方が安い
1ヵ月当たりの料金で比較してみると、光回線よりもWiMAXの方が安くなっています。
モバイルルーターのWiMAXは毎月3,000円台で利用できるのに対して、光回線では次の費用を支払わなければなりません。
Marubeni光:4,350円
So-net 光:4,600円
NURO光:4,743円
auひかり:5,100円
SoftBank 光:5,200円
フレッツ光:6,100円
「光回線の方が圧倒的に高い」というほど差は付いていないものの、金銭的な負担が少ないのはWiMAXです。
WiMAXは手軽にインターネットへと接続できる
インターネットへと接続する手軽さで比べてみると、次のように光回線よりもWiMAXに軍配が上がります。
光回線⇒事前に業者へと電話で連絡をして開通工事を行わなければならず、工事が完了するまではインターネットに繋ぐことができない
WiMAX⇒開通工事は一切不要で、オンライン上で申し込んで端末さえ手に入れることができれば直ぐにインターネットへと接続できる
現在では即日で端末を発送し、翌日には自宅へと届けてくれるWiMAXのプロバイダーは増えました。
光回線のような面倒な開通工事は必要はなく、尚且つ工事費が発生しない点が大きな違いです。
WiMAXは家でも外でも同一回線でインターネットを使える
光回線は有線を使ったサービスですので、家の中の決められた場所でしかインターネットへと接続することはできません。
一方でモバイルルーターのWiMAXであれば、以下のように自分の好きな場所で利用できます。
・自宅のリビング
・自宅の部屋
・カフェ
・職場先
・学校
屋外や外出先でもノートパソコンやタブレットを使えるのが光回線との違いで、固定回線のようなモデムやケーブルは不要です。
持ち運びしやすいようにコンパクトなサイズで作られているため、「外出先へと持っていくのが面倒」と感じることもないでしょう。
光回線は通信容量の制限がない
光回線は通信容量の制限がないので、WiMAXとは違って低速通信に切り替わるリスクを恐れずにたっぷりと使用できます。
WiMAXはギガ放題プランへの加入で1ヵ月無制限でデータ通信ができますが、3日間で10GB以上は使うことができません。
3日間の直近で10GBを超えると高速通信から低速通信へと切り替わるため、次のユーザーは不便に感じることがあります。
・テレビやパソコンで高画質なオンデマンド動画をたっぷりと見たい
・高画質なオンラインゲームを長時間に渡ってプレイしたい
・自宅でも外出先でもネット接続している時間がとにかく長い
制限に引っ掛かってもインターネットへと接続できるものの、携帯電話やスマホと同じように速度低下が起こりますので、高画質の動画の視聴は不可能ですよ。
つまり、高画質の動画を見たりオンラインゲームをプレイしたりするヘビーユーザーは、WiMAXよりも光回線の方が快適に使えますね。
しかし、マンションタイプの光回線は建物の住人全員で1つの回線をシェアするため、速度制限がないことが逆にデメリットになりやすいのです。
同じアパートにインターネットをたくさん使う人がいると、自分の部屋のスピードも遅くなる可能性がありますので十分に注意してください。
光回線の方が通信速度は安定している
料金の安さや手軽さではWiMAXの方が優れていますが、通信速度の安定性で比較してみると光回線に軍配が上がります。
なぜ通信速度に違いがあるのか詳しい理由を見ていきましょう。
・光回線は回線ケーブルを自宅まで直接引き込むので安定している
・WiMAXは基地局から発せられている電波を拾って通信を行っている
光回線では快適にインターネットを利用できても、室内でWiMAXを使うと高画質の動画が途中でストップしたりオンラインゲームが動かなくなったりといったトラブルのリスクがあります。
もちろん、「WiMAXは通信が不安定」と言い切ることはできませんが、データ量の大きな動画やゲームでの使用がメインの人は安定性を加味すると光回線の方がおすすめです。
解約時に違約金が発生する点では一緒
光回線もWiMAXも解約時に違約金が発生する点では一緒で、2年契約で更新月以外のタイミングだと一定の費用を負担しなければなりません。
そのため、「光回線を引く」⇒「外出先でも使いたいからWiMAXと契約する」⇒「光回線を解約する」といった手続きを行うと損をします。
どちらか片方のサービスだけ利用した方が良いので、WiMAXにするのか光回線を引くのか自分に合うのはどっちなのか考えてみてください。